なぞなぞ君の気まぐれメモ

この広い世界知らないことばかりなエッセイ

『TED TALKS』を読んで  日経BP社 クリス・アンダーソン (Chris Anderson)

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仕事がら、人前で話す機会は多いのですが、スピーチは相変わらず素人レベルにとどまっています(笑)。身についたのは、度胸くらいでしょうか。クソ度胸というやつです。

そんな私のお気に入りのTV番組の一つが『スーパー・プレゼンテーション(TED)』。著者のクリス・アンダーソンはTEDの代表者です。これまで数々の登壇者を支え、感動的なトークを世界中に公開することで、何億ものオーディエンスの好奇心を刺激してきました。

TEDスピーチの制限時間は18分。スピーカーはたったの18分で、素人にもわかるようにアイデアを伝えないといけません。彼らは自分より大きな何かを追求してきた人物ばかり。その熱い情熱と深い洞察には、ただただ恐れ入るばかり。

18分という持ち時間は短いですね。しかし、中身は濃厚で、講演者の生きざまが凝縮されています。

第28代アメリカ大統領のウッドロウ・ウィルソンは、かつて「スピーチの準備にどれくらい時間がかかりますか?」と質問を受けました。彼はこう言いました。「スピーチの長さによるね。10分のスピーチなら準備にまるまる2週間かかる。30分のスピーチなら1週間。いくらでもしゃべっていいなら、準備はいらない。今すぐにでもできる。」

TEDが目指すものは、インスピレーションに満ちたスピーチを何十万人という人に届け、それがきっかけで数多くの熱い会話が始まっていくことです。いったん、聞き手の心にアイデアの種が植えつけられれば、それは自然に広がっていく。私たちの未来は、そうしたアイデアの共有によって創られる、というのがTEDの信念だとか。

当初、TEDという企画は、マス・メディアによって徹底的に拒否されました。「つまらないスピーチ番組なんて一体、誰が見るんだ?」と。それをクリスは血のにじむような努力で軌道に乗せてきました。まさに『信念は山をも動かす』ですか。

TED is a nonprofit devoted to spreading ideas, usually in the form of short, powerful talks (18 minutes or less). TED began in 1984 as a conference where Technology, Entertainment and Design converged, and today covers almost all topics — from science to business to global issues — in more than 100 languages. Meanwhile, independently run TEDx events help share ideas in communities around the world....  https://www.ted.com/about/our-organization